• "祖先"(/)
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  1. 伊勢市議会 1995-03-01
    03月20日-03号


    取得元: 伊勢市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-14
    旧伊勢市 平成 7年  3月 定例会     伊勢市議会会議録一 開議の日時及び場所   平成七年三月二十日 午前十時十七分   於 伊勢市議会議場一 閉会の日時   平成七年三月二十日 午後二時六分一 出席議員及び欠席議員の氏名 出席議員二十九名    一番   宿 典泰君    二番   中村 清君    三番   中村 康君    四番   児山武久君    五番   杉浦宮雄君    六番   森下隆生君    七番   松浦美佐子君    八番   池田ミチ子君    九番   中村豊治君    十番   大西正孝君   十一番   中川力夫君   十二番   森本幸生君   十三番   山下真美君   十四番   二見 澄君   十五番   中田松生君   十六番   馬瀬昌之君   十八番   浜田耕司君   十九番   中西孝一君   二十番   岡野侃司君  二十一番   森本 馨君  二十二番   中野泰男君  二十三番   中村義之君  二十四番   中山一幸君  二十六番   多田 敏君  二十八番   豊田喜冨君  二十九番   中川 堯君   三十番   浜口秀也君  三十一番   中西 薫君  三十二番   国府保幸君 欠席議員 なし一 説明のため出席した者  市長      水谷光男君  助役      河俣平男君  収入役     鈴木善裕君  企画振興部長  高嶋 巌君  総務部長    宮間松生君  市民生活部長  荻田政視君  福祉保健部長  佐藤幸司君  産業部長    西井道隆君  建設部長    小川斌夫君  病院事務部長  小林良男君  水道部長    神田勇二郎君  消防長     三浦登美男君  人事課長    長岡克之君  総務課長    佐之井久紀君  管財用度課長  鮎沢行彦君  財政考査課長  村田 毅君  課税課長    荒木久巳君  嘱託員     吉村行弘君  嘱託員     杉山八弥君  教育委員会          藤田 導君  委員長  教育長     向井孝治君  監査委員    久田和生君  選挙管理委員会          小野 脩君  委員長一 会議録に署名する議員の氏名   十四番   二見 澄君  十六番    馬瀬昌之君一 議事日程  第一 議案第一号   平成七年度伊勢市一般会計予算外二十七件一括  第二 議案第二十九号 伊勢市土地開発公社定款の変更について  第三 議案第三十号  市有財産の取得について  第四 議案第三十一号 市有財産の取得について  第五 議案第三十二号 市道の路線の廃止について外一件一括  第六 議案第三十四号 平成六年度伊勢市一般会計補正予算(第六号)  第七 議案第三十五号 平成七年度伊勢市一般会計補正予算(第一号)  第八 議案第三十六号 伊勢市市税条例の一部改正について  第九 議案第三十四号 平成六年度伊勢市一般会計補正予算(第六号)外二件一括  第十 報告第一号   伊勢市土地開発公社の事業の計画について 第十一 発議第一号   専決処分事項の指定について 第十二 発議第二号   伊勢市議会委員会条例の一部改正について     平成五年 第十三         学習指導要領抜本的見直しを直ちに求める請願     請願第九号     平成五年 第十四         流域下水道事業の早期着工に関する請願     請願第十五号     平成六年 第十五         消費税の税率引き上げ反対食料品非課税を求める請願     請願第三号     平成六年 第十六         乳幼児医療費無料を求める請願     請願第四号     平成六年 第十七         骨粗鬆症予防のために年齢制限なしの骨密度測定実施を求める請願     請願第五号     平成七年 第十八         核兵器全面禁止廃絶国際条約締結を求める意見書採択に関する請願     請願第一号 第十九 発議第三号   核兵器全面禁止廃絶国際条約締結に関する意見書の提出について一 本日の会議に付した事件 一 平成七年度伊勢市一般会計予算 一 平成七年度伊勢市国民健康保険特別会計予算 一 平成七年度伊勢市老人保健医療特別会計予算 一 平成七年度伊勢市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算 一 平成七年度伊勢市福祉資金貸付事業特別会計予算 一 平成七年度伊勢市まちなみ保全事業特別会計予算 一 平成七年度伊勢市公共下水道事業特別会計予算 一 平成七年度伊勢市土地取得特別会計予算 一 平成七年度伊勢市病院事業特別会計予算 一 平成七年度伊勢市水道事業会計予算 一 平成六年度伊勢市一般会計補正予算(第五号) 一 平成六年度伊勢市国民健康保険特別会計補正予算(第二号) 一 平成六年度伊勢市老人保健医療特別会計補正予算(第二号) 一 平成六年度伊勢市住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第一号) 一 平成六年度伊勢市福祉資金貸付事業特別会計補正予算(第一号) 一 平成六年度伊勢市まちなみ保全事業特別会計補正予算(第一号) 一 平成六年度伊勢市公共下水道事業特別会計補正予算(第一号) 一 平成六年度伊勢市土地取得特別会計補正予算(第一号) 一 平成六年度伊勢市病院事業特別会計補正予算(第一号) 一 平成六年度伊勢市水道事業会計補正予算(第二号) 一 伊勢市の議会の議員及び長の選挙における選挙運動用自動車の使用の公営に関する条例及び伊勢市の議会の議員及び長の選挙における選挙公報の発行に関する条例の一部改正について 一 伊勢市部課設置条例の一部改正について 一 伊勢市職員の勤務時間及び休暇に関する条例の全部改正について 一 伊勢市職員退職手当支給条例の一部改正について 一 伊勢市災害援護基金の設置、管理及び処分に関する条例の制定について 一 伊勢市国民健康保険条例の一部改正について 一 伊勢市立伊勢古市参宮街道資料館の設置及び管理に関する条例の制定について 一 伊勢市消防団条例の一部改正について 一 伊勢市土地開発公社定款の変更について 一 市有財産の取得について 一 市有財産の取得について 一 市道の路線の廃止について 一 市道の路線の認定について 一 平成六年度伊勢市一般会計補正予算(第六号) 一 平成七年度伊勢市一般会計補正予算(第一号) 一 伊勢市市税条例の一部改正について 一 伊勢市土地開発公社の事業の計画について 一 専決処分事項の指定について 一 伊勢市議会委員会条例の一部改正について 一 核兵器全面禁止廃絶国際条約締結に関する意見書の提出について一 会議の要領 ○議長(国府保幸君) ただいまから市議会定例会の継続会議を開きます。 本日の出席者は二十九名であり、議員定数の半数以上であります。よって、会議は成立いたしております。 本日の会議録署名者並びに議案等説明者は、開会当初決定あるいは御報告申し上げたとおりであります。 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。 この際、二十八番豊田君から、故西村栄治君に対し弔意をあらわす発言の申し出がありますので、これを許可いたします。……二十八番豊田君 ◆二十八番(豊田喜冨君) 追悼の言葉。 ただいま議長のお許しをいただきまして、本市議会議員、故西村栄治君に対する弔意を申し上げたいと存じます。 西村栄治君は、今月三日、クモ膜下出血のため急逝されました。その訃報に接し、言いようのない驚きと悲しみの中で、私たちは愕然と立ち尽くして、しばし言葉すら失ったのですが、時が流れて今、ただただ深く悲しみに胸が熱くなるばかりであります。たれしも一度は越さねばならない死のことは、厳粛な摂理の前にどうすることもできないことを知りながらも、人の命のはかなさを感ぜずにはいられないのであります。 私はここに、皆様の御賛同をいただき、議員一同を代表して、故西村栄治君の御魂に対し、謹んで哀悼の言葉を捧げたいと存じます。 今壇上から眺めますと、花が飾られております。あなたの議席二十五番が空席でありますが、ありし日のあなたの姿に接することもできず、議員一同惜別の情を禁じ得ないところでございます。 顧みるに君は、衆望の寄せるところ、昭和四十六年五月、伊勢市議会議員選挙において初当選の栄に輝かれ、以来六期連続して御当選になり、市政の推進に参画されたのであります。この間にあって、経済委員会委員長教育民生委員会委員長議会報発行委員会委員長決算特別委員会委員長等の要職を歴任され、市政の推進に邁進され、多大の功績を残されました。お人柄そのものの、誠実にして公正な委員長として、その重責を果たされました。 また、私の議長時には、第五十六代の副議長として、足らざる私を補っていただき、円滑な議会運営に多大の御尽力を願いました。このようなあなたが人望を集め、また郷土の人々から信頼され、限りなく敬愛されたのも、けだし当然と申せましょう。ここに今、あなたと二人三脚で苦楽をともに歩んでこられた奥様の御心中を察するとき、私はお慰めの言葉も知らず、万感胸の詰まる思いであります。 享年六十二歳、人生は朝露のごとく、一たび帰らぬ君の姿をしのぶとき、哀愁の情きわまって、今は言の葉も見出し得ません。ここにありし日の面影をしのんで、生前の御功績をたたえ、ひたすら泉下の平安と御遺族並びに伊勢市の前途に限りない御加護を賜りますことをお願いいたしまして、謹んで哀悼の言葉といたします。 ○議長(国府保幸君) これより会議に入ります。 お諮りいたします。 審議の都合により、日程第一、「議案第一号平成七年度伊勢市一般会計予算」外二十七件一括を、議案第一号から議案第十号に至る十件及び議案第二十一号から議案第二十八号に至る八件、計十八件と、議案第十一号から議案第二十号に至る十件と分割し、まず「議案第一号平成七年度伊勢市一般会計予算」外十七件を先議いたしたいと思いますが、さよう取り計らいまして、御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(国府保幸君) 御異議なしと認めます。さよう決定いたしました。 それでは、「議案第一号平成七年度伊勢市一般会計予算」外十七件を一括議題といたします。 本件につきましては、去る三月六日の本会議におきまして予算特別委員会に審査付託となっておるものであります。 この際、審査結果の報告を願うことにいたします。……二十九番中川尭君 ◆二十九番(中川尭君) ただいま上程されました「議案第一号平成七年度伊勢市一般会計予算」外十七件一括について、予算特別委員会の審査の経過並びに結果の報告をいたします。 まず、当委員会は、去る六日、本会議散会後直ちに委員会を開会、正副委員長の互選を行い、七日、八日、九日、十日の四日間審査及び討論を行い、十七日の報告書の検討を含め、延べ六日間にわたって開きました。九日午後、付託全議案の審査を終了し、十日午後、会派代表の委員による討論の後、採決の結果、全会一致をもって、いずれも原案どおり可決すべしと決定いたしましたことを御報告いたします。 それでは、討論において各委員から述べられました予算執行に対する意見、要望等のありました諸点について御報告を申し上げます。 まず、総括的に申し上げますと、我が国経済は、急激な円高や深刻な雇用情勢等長引く不況の中、わずかな明かりが見え隠れする不透明な状態が続いております。一方、高齢化社会への移行と国際化、情報化、技術革新の目覚ましい進展など、時代の諸潮流は、我々に新しい視点に立った適切な対応を強く求めております。とりわけ、地方自治体が目指す政治的課題は、地方分権確立に適応する行政機能をいかにしてつくり出すかにあると言っても過言ではありません。 こういった状況のもと、平成七年度一般会計予算は、総額二百九十八億一千七百四十四万円、前年度予算に比較し、現下の厳しい経済情勢の中で、八・四%上回る積極的な予算を編成され、あすの伊勢市を創造するため、防災対策の強化、福祉の充実、生涯学習センターの建設を初め、生活環境の整備、都市基盤整備、教育文化の振興、産業の振興などに取り組もうとされる市長の積極的な姿勢を高く評価し、敬意を表するところであります。 以上、総括的に申し上げましたが、次いで各項目別に要約して御報告をいたします。 まず、議会の傍聴についてでありますが、車いすでも介助なしで傍聴できるような配慮を望むものであります。 次に、本年は戦後五十周年の節目の年であります。反省と平和の意味を問い直す全市民的事業の実施を要望いたします。 次に、行政改革についてでありますが、財政上、中央集権を強化するものは排除し、自主的な自治体をつくるものを維持、強化する視点から、各項目における負担金、補助金、交付金を厳しく見直し、財源を地域コミュニティー強化のため有効活用する今日的リストラを実施されるよう、英断を望みます。 次に、行政サービスに関して、行政水準の向上及び住民福祉の向上を目指し諸点について指摘がございました。 一つ、職員の人員配置については、最少員で最大の住民サービス効果を上げるため、適材を適材に配置されたい。また、近年の行政需要の複雑化、高度化に対処するため、職員の専門職化についても検討をされたい。 一つ、待望される地方分権と時代の変化に対応し、幹部職員が率先垂範して職務を遂行されたい。 一つ、住民のニーズ、あるいは議会の質疑に対しては、職員は的確に対応されたい。 一つ、市役所各部署の縄張り意識を改めるとともに、前例に拘束を受けないようにされたい。 次に、消費的経費において大きなウエートを占める人件費の抑制に適切な措置をとられるよう希望いたします。 次に、職員の健康管理についてでありますが、成人病対策として、脳ドックの実施や健診センターの活用をさらに進めるとともに、部課別に偏りの見られる残業勤務を平準化されるよう望むものであります。 次に、職員の選挙運動についてでありますが、公務員であることを十分認識し、また通常の組合活動の範囲を越えることのないよう、任命権者は特に留意をされたいと思います。 次に、地域自治会についてでありますが、地方分権、地域コミュニティーの創造を目指し、ボランティア活動を基底としたまちづくり、自主組織として今日的な変革を望みたいと思います。 また、支所についても、今後の地域コミュニティーの核としての役割を明確にし、活動されるよう希望いたします。 次に、地区連絡協議会報償金についてでありますが、近年事務量が増大し、その種類も、複雑化、広範囲にわたってきたので、その額について一考されたいと思います。 次に、安心のまちづくりタワー建立に関して、中高年、障害者に対して安全たり得るよう、市全体の安全福祉マップをつくり、基盤整備を一段と進められるよう望むものであります。 次に、行政音声情報案内システムについてでありますが、十分機能させるためには、同時に苦情処理についても配慮を望むものであります。 また、行政手続法による書類申請ルートについては、透明化、簡素化を進めるため、人材確保を含め、このセクション整備を望むものであります。 次に、事務の電算化についてでありますが、個々のシステム導入については、総合的な事務のシステム化を進める観点から、整備されるよう望むものであります。 次に、総合計画審議会委員の人選についてでありますが、男性、女性の年齢別の比率に配慮し、より幅広い人材を結集されるよう望むものであります。 次に、世界地方都市十字路会議についてでありますが、街道文化の水準が高いヨーロッパの都市に対し、恥ずかしくないテーマを示し、これを機に、歴史街道文化を、ハード、ソフト両面から体系整備し、市民に普及、まちづくり運動としてネットワーク化されることを望むものであります。 次に、女性施策についてでありますが、女性の社会参加がさらに多岐にわたっており、ごみ環境問題、水質浄化問題については、特に女性の意見に傾注いただきたいと思います。 次に、市制九十周年記念事業についてでありますが、県立サンアリーナを活用して、各種行事をとり行われるよう希望するものであります。 次に、防犯活動についてでありますが、昨年十二月議会において、伊勢市防犯活動の推進に関する条例が制定されましたものの、市の防犯委員会の組織率は十分ではなく、組織の拡大を望むものであります。 また、交通安全をも含め、市民が安心して暮らせるまちづくりを目指し、防犯灯及び街路灯の増設を望むものであります。 また、廃止が危惧される交番については、県と十分連絡をとり、その存続のための支援についても御検討いただきたいと思います。 次に、企業誘致についてでありますが、定住人口の減少を食いとめる意味からも、日本特殊陶業以後の企業誘致に積極的に取り組まれるよう望むものであります。 次に、まつり博跡地対策でありますが、伊勢市百年の大計に立ち、十分計画、熟慮の上、伊勢市発展の起爆剤とされるよう望むものであります。 また、朝熊山麓の開発については、地元地権者の意向を体して取り組まれるよう望むものであります。 次に、西浦開発についてでありますが、地元一次産業を基本とする開発方向として、再度見直し、地元と十分協議されるよう望むものであります。 また、ウオーターフロント活性化整備の観点から、行政としてその具体的プランを早急に示すことにより、現状の打開に積極的に取り組まれるよう望むものであります。 次に、ケーブルテレビについてでありますが、市民サービスの公平化の観点から、受信サービスエリアの拡大に対して行政としても積極的に取り組まれるよう望むものであります。 次に、駐輪場の管理についてでありますが、許可車を指定し、その識別を徹底するなど、放置自転車の一掃を希望するものであります。 また、市庁舎駐車場対策として、チケット制の導入についても検討を願うものであります。 次に、民生費の関係について申し上げます。 ボランティアの育成についてでありますが、地域コミュニティーづくりの中心作業として、人づくりネットワーク化を推進するため、ボランティア組織者活動方針等、その施策を確立されたい。具体的な育成方法としては、まずリーダーを育成し、リーダーと行政が地域ごとに参加される方々を育成する方法をとられるよう望むものであります。 また、子育て支援事業、学童保育、保育時間延長等についても、ボランティア組織の協力が不可欠であり、この点、社会福祉協議会の果たすべき役割は大きく、地域における福祉づくりコミュニティーづくりの使命感を強く持ち、その活動のスタイル等をこの際再検討されるよう望むものであります。 次に、身障者授産所についてでありますが、さらに設立を促進するため、市は積極的に各地域へ働きかけられるよう望むものであります。 また、高齢者、障害者に優しい福祉のまちづくりを推進するため、歩道等の道路改良に際しては、その設計に対象者の意見を十分反映されるよう望むものであります。 次に、高齢者福祉に関して、次の諸点について申し上げます。 一つ、在宅福祉及び地域ケアの意識を高めるとともに、二十四時間介護体制の拡充を図られたい。 一つ、老人の生きがい対策として、また健康保持という観点からも、各地区のあいている畑を活用し、野菜栽培ができるよう、市が借地をあっせんされたい。 一つ、ひとり暮らし老人緊急通報装置等については、先進地視察も行い、検討をされたい。 次に、衛生費の関係について申し上げます。 まず、三角コーナーについてでありますが、生活排水対策推進協議会の皆様を加え、その有効性、利便性等を論議し、その効果を十分見きわめるよう、望むものであります。 また、様々な行政プログラムの実施に際しましては、市民参加及び市民パワー活用の意味を十分踏まえ、対応されるよう望むものであります。 次に、水質汚濁防止についてでありますが、流域下水道の進展が不透明な現在、下水道政策フレックス地域農村集落排水等に地区分けし、地域特性に応じた手法を採用されるよう、政策誘導を望むものであります。とりわけ現時点では、小型合併処理浄化槽を下水道のエースとして、適用箇所に積極的に設置されるよう望むものであります。 なお、小型合併処理浄化槽設置整備事業推進のため、ポスター、パンフレット等を作成し、市民への一層の周知を望むものであります。 以上であります。 次に、一般廃棄物投棄場建設についてでありますが、地元住民との話し合いによる合意が前提であり、拙速を避け、粘り強く対応されるよう望むものであります。 次に、ごみの減量化についてでありますが、一つ、三角コーナー、ネット等により、台所でストップさせる。 一つ、生ごみをコンポスト化する。 一つ、収集を有料化する。 一つ、分別収集を行う。 以上を同時並行して実施していくことが必要であり、当局の政策採用における英断を望むものであります。 なお、市のコンポスト助成に関しては、せっかくのシステムが十分生かせるよう、その管理には細かい配慮を望むものであります。 次に、高齢者の労働能力活用についてでありますが、高齢者の求めるニーズは生きがいであるという視点から、彼らをネットワーク化し、シルバー人材センターの登録員が中心となり、地域を土台に多様な労働を組織する方針が必要と思います。 次に、農業関係について、次の諸点について申し上げます。 一つ、農業者が農業経営をうまくやっていけるよう、政府に対し農業政策の改善について、あらゆる機会をとらえて訴えていただきたい。 一つ、生産性と環境面とのバランスある、長続きする農業、すなわち環境保全型農業への行政の姿勢を後継者に示すことが重要であり、現場に密着した官民一体、全参加型の討論の組織化、ネットワーク化等に取り組まれたい。 一つ、若い人たちが魅力を感じる農業基盤整備を進めるとともに、学校教育で農業の体験実習を積むなど、後継者育成対策を講じられたい。 一つ、農業者に対して農業経営基盤強化の促進に関する基本構想に沿い、積極的にその指導を強化されたい。 一つ、減反の事務手続を簡素化し、農業者の利便を図られたい。 一つ、他用途米の価格情報をできるだけ早期に農家に知らせていただきたい。 一つ、湛水防除事業排水機場の設備については、一日も早くボタン始動に改良、整備をされたい。 一つ、農道舗装に係る土地改良区の少額の借入金償還期間については、期間の短縮を図られたい。 以上であります。 次に、松くい虫防除事業でありますが、森林資源の保護、あるいは歴史的遺産を後世に残すため、特に松の銘木については、通年実施されるよう望むものであります。 次に、漁業関係について、次の諸点について申し上げます。 一つ、高齢化等漁業の現状は深刻であり、ウオーターフロントの産業上の明確なゾーニングを施し、多様な海洋産業へ通じる政策を示されたい。 一つ、アサリ増殖場造成事業の年次計画を再度計画されるよう、国、県に働きをされたい。 一つ、魚礁設置による漁場整備事業を活用され、漁獲方法等の研究に取り組まれたい。 以上であります。 次に、商店街の経営調査についてでありますが、市の商工政策として、市独自に系統的に実施されるよう望むものであります。 また、大型店進出対策としては、より科学的な経営現状分析、核のネットワーク化等から着手すべきであると思います。 次に、商店街の駐車場対策についてでありますが、商店街の衰退を食いとめるため、早急に確保されるよう望むものであります。 また、商店街における交通規制については、周辺住民の声を十分反映するとともに、実態を踏まえた調整をし、商店街側と住民が共存、協調できるよう、指導を望むものであります。 次に、美観条例についてでありますが、日本の心のふるさとと言われる伊勢市をきれいにしていくためには不可欠であり、決断を望むものであります。 次に、観光についてでありますが、まつり博伝統ゾーンに結集した各地域の観光ストックを生かし、参加者のネットワーク化による伊勢の伝統文化観光ルートを形成し、観光の目玉となるよう、行政の支援を望むものであります。 次に、宮川堤の桜についてでありますが、観光資源としてだけでなく、歴史遺産としても保護すべきであり、適切な予算措置を希望するものであります。 次に、土木費の関係について申し上げます。 まず、道路行政についてでありますが、懸案の大湊へのアクセス道路を初め、農村地域の住環境の変化に対応して、生活道路の確保、改善に取り組まれるよう望むものであります。 また、近畿自動車道伊勢線の四車線化についても、道路公団に対して、神宮を擁する特異地であることをさらに強調され、一日も早く実現されるよう望むものであります。 次に、港湾整備についてでありますが、歴史街道への海上アクセス基地として、緊急に整備を望まれるものであります。 また、中部国際空港へのアクセスルート確保のためにも、二見町と共同で整備が推進できるような機関の設置についての一考を願うものであります。 次に、用途地域の見直し及びマスタープランづくりに際しては、農用地の見直しも含め、後追い指定型でなく、開発誘導型の都市計画のあり方について、幅広く検討されるよう望むものであります。 また、都市計画審議会のより活用を願うものでありますが、その人選については、他の審議会等と重ならず、また若い人や子供など、伊勢の未来を考えていくにふさわしいメンバーを選ばれるよう望むものであります。 次に、公園についてでありますが、災害時の避難場所として位置づけ、市内各地域へ均等に配置され、市民への情報の伝達についても、対策を進められるよう望むものであります。 また、公園の樹木の剪定につきましては、景観上十分注意を払っていただきたいと思います。 次に、都市施設の標示板についてでありますが、世界地方都市十字路会議を控え、外国人観光客の案内として、英語、フランス語、スペイン語、ハングル語、中国語等の外国語による標示板を設置されるよう望むものであります。 次に、宇治山田駅前地区市街地再開発事業についてでありますが、マスタープラン策定の時期でもあり、本来の宇治山田駅前、伊勢市駅前、外宮の三地点を結ぶトライアングル開発の計画理念を失わず、高架問題を含め、地について、しかも実現を前提にした計画を策定されるよう望むものであります。 次に、浸水対策についてでありますが、市民の生活環境を守る立場から、浸水排水計画を着実に実施されるよう望むものであります。 次に、市営住宅についてでありますが、高齢化に配慮した福祉タイプの住宅建設について一考を願い、さらに地域コミュニティーの中心としての役割を担う意味から、今後の設計においては、一階は高齢者と公的機能、上層階は若者世帯、色彩についても、伊勢らしさを備えるなど、まちづくりの大きな要素として位置づけをされるよう望むものであります。 次に、神宮参拝客の駐車場対策でありますが、新たに用地を求めることは困難な状態であり、神宮とさらに協議を重ねられるよう望むものであります。 土木費については、以上であります。 次に、防災対策に関して、次の諸点について申し上げます。 一つ、さきの阪神大震災の教訓を十分に生かし、十万市民の安全を守るため、徹底的に防災体制を見直し、その整備に万全を期されたい。 一つ、時が経過しても、災害に備える意識を全市民が持ち続けるような方策を講じられたい。 一つ、緊急時においては、職員が地域に置かれた各自の立場で対応できるよう、権限の委譲についても検討されたい。 一つ、消防団に対する双方向無線機の配備を初め、通信手段の確保、避難所のあり方、庁舎の電源設備等、本部機能の確保など、的確なシミュレーションを行い、災害対策のソフトを十分されたい。 一つ、災害時の危機管理対策について、行政は常日ごろより地元消防団等に対し管理情報の伝達を徹底し、緊急時の救急医療に対応できるよう、その具体策を早急に講じられたい。 一つ、本市の防災訓練の実施については、市民の防災意識をより高めるため、国県と同じ日に実施することを検討されたい。 防災関係については以上であります。 次に、消防団についてでありますが、消防団員の定年の延長についても、一考を願うものであります。 また、団員の家族への報償金の増額についても、検討を望むものであります。 なお、消防団員が水防団員と兼任している現状を憂慮するものであります。この際、一日も早い本格的な水防団組織の結成を望むものであります。 次に、教育費の関係について申し上げます。 まず、学校施設の整備についてでありますが、年次計画に基づき、補修改造し、施設がより長もちするよう配慮を望むものであります。 次に、学校管理者についてでありますが、地域にかかわる通学時の交通安全問題等に関しては、地域住民のコミュニケーションを十分図られるよう望むものであります。 次に、いじめの問題についてでありますが、現場の先生だけでなく、家庭にも責任があると考えますが、偏った思想的な教育という面があるとすれば、思い切った指導を望むものであります。 また、学校現場はいまだ閉鎖性が強いように思われます。さまざまな教育問題について、保護者と教師が率直に話し合える雰囲気づくりに取り組まれるよう望むものであります。 次に、文化政策についてでありますが、神宮を踏まえた伊勢市独自の現代文化をいかに創出し、全国へ発信していくかが基本であり、重要であると思います。市民の心に、また建物や道路など至るところに伊勢の誇りがみなぎるよう、行政自体が第一に文化化されることを強く望むものであります。 次に、公民館についてでありますが、建設後の維持管理に支障のないよう、その補助基準等の見直しを望むものであります。 次に、図書館についてでありますが、商店街など月曜日が休業日となる市民も多く、図書館の休館日を定期的に変更することが可能かどうか、検討を願うものであります。 次に、生涯学習センターの建設についてでありますが、伊勢にふさわしい施設となるよう、十分研究され、取り組まれるよう望むものであります。 次に、市民マラソンについてでありますが、沿道の多くの市民に応援いただくため、そのコースの設定についても一考を望むものであります。 一般会計は以上であります。 次に、公共下水道事業特別会計について申し上げます。 いよいよ特定環境保全公共下水道工事が着工したのでありますが、多くの参拝客が訪れる地域であり、浄化槽の処理能力等についても検討するとともに、そのことにより受益者負担が増高することのないよう特に配慮を望むものであります。 また、本事業における工事発注については、状況判断を的確にされ、慎重に対応されることを望むものであります。 次に、病院事業特別会計について申し上げます。 病院の基本的理念は、患者本位の医療サービスの提供であります。信頼される病院として、薬剤師の人員確保等、病院改善に取り組まれるよう望むものであります。 また、健全経営に留意しつつも、公的病院として、医療法、労働基準法を遵守し、他の病院の模範となるよう努められるとともに、地域の中核病院としての使命を十分果たされるよう望むものであります。 次に、水道事業特別会計について申し上げます。 信頼される伊勢の水道として安定給水を続けていくため、事業の構造的改革に努められるよう望むものであります。 以上でありますが、意見開陳や審査の過程におきます指摘項目につきましては、今後の事業執行に十分配慮されるよう希望するものであります。 最後に、今経済の先行きは空洞化急増で、ますます厳しくなり、加えて現在市債償還の圧力と市財政は極めて厳しい財政下にあります。また、行政需要はふえ続け、財源が限られている情勢下においては、まず目指す理念実現のための政策として、それを施行する確固たるスタンス、どこに重点があり、どこを辛抱するか、行政に哲学が要請されるのであります。それを成功させるためには、市民全体の質の高いコンセンサスが大前提となります。市民の要求実現に対処される市当局の御苦労は並み並みならぬものと拝察いたしますが、市長を初め職員一人一人がこの認識の上に立って職務遂行に当たられ、個性豊かで、存在感のある、新しい伊勢市の実現に向かって邁進されんことを申し添えまして、予算特別委員会の報告といたします。 何とぞ本会議におかれましても、よろしく御決定くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(国府保幸君) ただいまの報告に対しまして、御発言はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(国府保幸君) 御発言もないようでありますので、委員長報告に対する質疑を終わります。 続いて、討論に入ります。 発言通告が参っておりますので、許可いたします。……七番松浦君 ◆七番(松浦美佐子君) 議長のお許しをいただきまして、ただいま上程中の十八件一括議案中、「議案第一号平成七年度伊勢市一般会計予算」及び「議案第二号平成七年度伊勢市国民健康保険特別会計予算」、「議案第十号平成七年度伊勢市水道事業会計予算」の三件につきまして、反対の立場から討論を行います。 八五年に続いて行革推進委員会が自治省の通達に基づきまして設置されておりますが、八五年の行革で実施された民間保育所への補助金一割カットについて、保母さんがバザーや廃品回収などで運営を支えなくてはならなくなっているなどの事態もございます。一割カットをやめるべきではないかという私の教育民生委員会での質問に、担当部長は「難しい」と、自治省通達の一つである補助金の総額の抑制に努めるという指導に忠実で、保母さんに大変冷たい姿勢でございました。「まず補助金削減ありき」ではなしに、実情を十分考慮の上、温かい対応を要望いたします。 学童クラブへ助成をとの要請に、ボランティアでという対応でございます。そういう一方で、祝祭博では、セビリア万博の視察や、また国内での幾つかの博覧会の視察、記念品の発行等々、祝祭博を成功させるためとはいうものの、お金の使い方を考えた場合に、福祉に冷たい市長の政治姿勢に対しまして、大変疑問を感じるものでございます。 消防職員につきましても、広域で国の基準より七十六名も不足しておりますが、震度七、直下型の地震が起こっても対応できるよう、市民の安全を守ることや、高齢化社会への対応など、必要なところには、行革にとらわれずに職員を配置されますよう要望いたします。 廃棄物投棄場建設につきまして、地元自治会がこの問題を契機に二つに分かれるという重大事態に至っておりますが、市長は歓迎せざる施設であり、だれでも拒否をする、一日たりとも放置できない重要な施設であり、ほかにはなかなかない、一〇〇%同意は難しい、若干のトラブルはあるが、誠意と努力で対応したい、このような御答弁で、建設を推進しようとなさってみえます。横輪の現地での実情を聞かせていただきますと、できるのであれば、もうよそへ出ていく、僕らは出ていくというふうなこともあるそうでありまして、家庭破壊にも至っているというようなことも聞き及んでおります。何よりも、住民合意ということが大前提であると私は思います。こういう事態の中で進めていくことに対しまして、私は認められません。反対の人の意向も誠意を持って聞いて、対応していただくことを要望いたします。 平成八年の内宮御鎮座二千年奉祝記念事業の負担金二百三十万円が予算化されておりますが、内宮ができてから二千年になるというのは史実ではないのではないかという疑問を持つものであります。藤谷敏雄、直木孝次郎著「伊勢神宮」によれば、「日本書紀」に崇神、垂仁天皇の時代に皇女倭姫が皇祖神を祭るのによい場所を求めて各地をめぐった末、伊勢の五十鈴川のほとりに宮を定め、以来天照大神を祭って、今日に至っていると書かれておりますが、学問的な見地から疑問視されております。 その主なものは、第一に、崇神、垂仁の時代は、三世紀後半ないし四世紀前半に当たり、「日本書紀」のできたのは八世紀初めですから、四百年もの間に文字や記録の術が発達していなかった時代に、事実が果たして正確に伝えられたかどうか、疑問があるとあります。 第二の疑問は、天皇家の祖先である天照大神をなぜ、天皇家の本拠である大和の地から遠く離れた伊勢の地に祭り、しかも天皇家とは直接に関係のない豊受神を外宮として、内宮と言われる天照大神と並べてとうとんでいるのかともあります。 この二つの疑問に関しまして、七世紀の天賦天皇のころには、天照大神を祭る神社が伊勢にあったことが、「日本書紀」やその他の資料からほぼ間違いないと判断されております。が、崇神、垂仁時代の天皇家は、氏の神を移し、祭るほど伊勢地方と深いつながりがあったとは思われないのです。伊勢の地へ遷徙の可能性が大きいのは、五世紀の中ごろ以後と思われますし、ほかに斎王任命記事から推しはかって、天皇家と伊勢神宮との関係が密接になるのは、五世紀後半以後となるとあります。 このようなことから、伊勢神宮の起源は崇神、垂仁の時期、三世紀後半にあるのではなく、五世の後半、雄略朝以後、あるいはそれ以降にあり、特に六世紀中ごろの欽明朝の初めになってから天皇家との関係が強化、確立されたと考えられましょうとあります。(「ロマンがあっていいんじゃないの」と呼ぶ者あり) これらによりますと、伊勢神宮の起源は一千数百年前であると思われ、内宮御鎮座二千年奉祝事業を行うことは、歴史に反するのではないかと危惧するものでございます。 国民健康保険につきましては、財政調整基金から一億八千九百六十七万一千円繰り入れて、収支を合わせております。平成六年度は、財政調整基金から一億九千七百十九万五千円繰り入れて、収支を合わせる予算でありましたが、最終的に基金から繰り入れなくても収支を合わせることができるようになりました。平成七年度はどのように推移するかわかりませんが、平成五年度基金が八億九千二百九十五万円、繰越分二億四千二百四万一千円、合わせて十一億三千四百九十九万一千円の黒字となっております。 国保料や税金の支払いに追われて、そのやりくりで身が細る思いだ、市役所から通知が来るたびにびくびくすると、涙ながらに訴えられる市民の苦しみに接するたびに、八億九千万円も基金をため込んで、私の引き下げ要求に「その考えはない」との冷たい市長の対応に、市長はこの市民の苦しみをどのように考えられるのか、激しい憤りを感じるものでございます。この市民の苦しみを理解しない、安易にため込む一方の市当局の姿勢に大いに疑問を感ずるものでございます。 水道会計につきましては、南勢水道料金を県は、受水市町村の要請に押されて、基本料を平成七年から三百十円値下げしましたが、自主計画使用量、一日当たり一万一千二百三十一トン、年間受水費六億五千万円余と、依然として高く、単年度で六千五百六十八万六千円の赤字、前年度繰越欠損金二億三千六十万二千円を合わせて、翌年度繰越欠損金が二億五千六百二十六万円となっております。平成八年度から南勢水道は三万トンの受水となり、さらに深刻な状況が予測され、老朽石綿セメント管も耐用年数を経過しており、平成七年度は値上げを見送りましたが、また早々に値上げをしなくてはならない事態にもなっております。平成七年度、南勢水道受水費は、水道会計総予算の二九・五%を占めております。三万トン全部給水となります平成十二年には、三五%となります。半分責任水量制が撤回されておりませんので、基本料金三百十円の値下げも焼け石に水のような状況でございます。 以上によりまして、「議案第一号平成七年度伊勢市一般会計予算」、「議案第二号平成七年度伊勢市国民健康保険特別会計予算」及び「議案第十号平成七年度伊勢市水道事業会計予算」の三議案に反対いたします。 ○議長(国府保幸君) 他にありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(国府保幸君) 他にないようでありますので、以上で討論を終わります。 採決を行います。 まず、上程議案中、議案第一号、議案第二号、議案第十号の三件について、委員会報告どおり原案を可決することに賛成の方は御起立を願います。     (起立) ○議長(国府保幸君) 起立多数と認めます。 よって、「議案第一号平成七年度伊勢市一般会計予算」、「議案第二号平成七年度伊勢市国民健康保険特別会計予算」、「議案第十号平成七年度伊勢市水道事業会計予算」、以上三件は、いずれも原案どおり可決確定いたしました。 次に、上程議案中、ただいま可決されました議案第一号、議案第二号、議案第十号を除く十五件について、委員会報告どおり原案を可決することに賛成の方は御起立をお願いいたします。     (起立) ○議長(国府保幸君) 起立全員と認めます。 よって、「議案第三号平成七年度伊勢市老人保健医療特別会計予算」、「議案第四号平成七年度伊勢市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算」、「議案第五号平成七年度伊勢市福祉資金貸付事業特別会計予算」、「議案第六号平成七年度伊勢市まちなみ保全事業特別会計予算」、「議案第七号平成七年度伊勢市公共下水道事業特別会計予算」、「議案第八号平成七年度伊勢市土地取得特別会計予算」、「議案第九号平成七年度伊勢市病院事業特別会計予算」、「議案第二十一号伊勢市の議会の議員及び長の選挙における選挙運動用自動車の使用の公営に関する条例及び伊勢市の議会の議員及び長の選挙における選挙公報の発行に関する条例の一部改正について」、「議案第二十二号伊勢市部課設置条例の一部改正について」、「議案第二十三号伊勢市職員の勤務時間及び休暇に関する条例の全部改正について」、「議案第二十四号伊勢市職員退職手当支給条例の一部改正について」、「議案第二十五号伊勢市災害援護基金の設置、管理及び処分に関する条例の制定について」、「議案第二十六号伊勢市国民健康保険条例の一部改正について」、「議案第二十七号伊勢市立伊勢古市参宮街道資料館の設置及び管理に関する条例の制定について」、「議案第二十八号伊勢市消防団条例の一部改正について」、以上十五件は、いずれも原案どおり可決確定いたしました。 暫時、休憩いたします。     (休憩午前十一時九分)     (再開午前十一時三十二分) ○議長(国府保幸君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 次に、「議案第十一号平成六年度伊勢市一般会計補正予算(第五号)」外九件一括を議題といたします。 本件につきましても、去る三月六日の本会議におきまして関係常任委員会に審査付託となっておるものであります。 この際、各委員会から審査結果の報告を願うことにいたします。 まず、建設委員会から報告を願います。……十六番馬瀬君 ◆十六番(馬瀬昌之君) ただいま上程されました十件一括の議案中、当委員会に審査付託を受けました「議案第十一号平成六年度伊勢市一般会計補正予算(第五号)」中、当委員会関係分、「議案第十四号平成六年度伊勢市住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第一号)」、「議案第十六号平成六年度伊勢市まちなみ保全事業特別会計補正予算(第一号)」、「議案第十七号平成六年度伊勢市公共下水道事業特別会計補正予算(第一号)」及び「議案第二十号平成六年度伊勢市水道事業会計補正予算(第二号)」、以上五件につきまして、去る三月十四日委員会を開会し、慎重なる審査の結果、全会一致をもって、いずれも原案どおり可決すべしとの決定をいたしましたので、御報告申し上げます。 本会議におかれましても、何とぞよろしく御決定くださるようお願い申し上げます。 ○議長(国府保幸君) 次に、経済委員会から報告を願います。……十四番二見君 ◆十四番(二見澄君) 報告申し上げます。 上程中の十件一括の議案中、当委員会に審査御付託を受けました「議案第十一号平成六年度伊勢市一般会計補正予算(第五号)」中、当委員会関係分について、去る三月十五日委員会を開会し、慎重なる審査の結果、全会一致をもって原案どおり可決すべしと決定をいたしましたので、御報告申し上げます。 何とぞ本会議におかれましても、よろしく御決定くださいますようお願いを申し上げます。 ○議長(国府保幸君) 次に、教育民生委員会から報告を願います。……十九番中西孝一君 ◆十九番(中西孝一君) 御報告を申し上げます。 上程中の十件一括の議案中、当委員会に審査御付託を受けました「議案第十一号平成六年度伊勢市一般会計補正予算(第五号)」中当委員会関係分、及び「議案第十二号平成六年度伊勢市国民健康保険特別会計補正予算(第二号)」、「議案第十三号平成六年度伊勢市老人保健医療特別会計補正予算(第二号)」、「議案第十五号平成六年度伊勢市福祉資金貸付事業特別会計補正予算(第一号)」並びに「議案第十九号平成六年度伊勢市病院事業特別会計補正予算(第一号)」について、去る十四日委員会を開会し、慎重なる審査の結果、全会一致をもって、いずれも原案どおり可決すべしと決定をいたしましたので、御報告を申し上げます。 何とぞ本会議におかれましても、よろしく御決定くださるようお願いを申し上げます。 ○議長(国府保幸君) 次に、総務委員会から報告を願います。……二十番岡野君
    ◆二十番(岡野侃司君) 報告申し上げます。 上程中の十件一括の議案中、当委員会に審査付託を受けました「議案第十一号平成六年度伊勢市一般会計補正予算(第五号)」中当委員会関係分、及び「議案第十八号平成六年度伊勢市土地取得特別会計補正予算(第一号)」につきまして、去る十五日委員会を開会し、慎重なる審査の結果、いずれも全会一致をもって、原案どおり可決すべしと決定いたしましたので、御報告申し上げます。 本会議におかれましても、よろしく御決定くださるようお願い申し上げます。 ○議長(国府保幸君) ただいまの各委員会からの報告に対しまして御発言はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(国府保幸君) 御発言もないようでありますので、お諮りいたします。 上程中の「議案第十一号平成六年度伊勢市一般会計補正予算(第五号)」外九件一括につきましては、この程度で討論を省略して、各委員会報告どおり原案を可決することに賛成の方は御起立を願います。     (起立) ○議長(国府保幸君) 起立全員と認めます。 よって、「議案第十一号平成六年度伊勢市一般会計補正予算(第五号)」、「議案第十二号平成六年度伊勢市国民健康保険特別会計補正予算(第二号)」、「議案第十三号平成六年度伊勢市老人保健医療特別会計補正予算(第二号)」、「議案第十四号平成六年度伊勢市住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第一号)」、「議案第十五号平成六年度伊勢市福祉資金貸付事業特別会計補正予算(第一号)」、「議案第十六号平成六年度伊勢市まちなみ保全事業特別会計補正予算(第一号)」、「議案第十七号平成六年度伊勢市公共下水道事業特別会計補正予算(第一号)」、「議案第十八号平成六年度伊勢市土地取得特別会計補正予算(第一号)」、「議案第十九号平成六年度伊勢市病院事業特別会計補正予算(第一号)」、「議案第二十号平成六年度伊勢市水道事業会計補正予算(第二号)」、以上十件は、いずれも原案どおり可決確定いたしました。 次に、日程第二、「議案第二十九号伊勢市土地開発公社定款の変更について」を議題といたします。 本件につきましても、去る三月六日の本会議におきまして総務委員会に審査付託となっておるものであります。 この際、審査結果の報告を願うことにいたします。……二十番岡野君 ◆二十番(岡野侃司君) 御報告いたします。 ただいま上程されました「議案第二十九号伊勢市土地開発公社定款の変更について」、去る十五日委員会を開会し、慎重なる審査の結果、全会一致をもって、原案どおり可決すべしと決定いたしましたので、御報告申し上げます。 本会議におかれましても、よろしく御決定くださるようお願い申し上げます。 ○議長(国府保幸君) ただいまの報告に対しまして御発言はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(国府保幸君) 発言もないようでありますので、お諮りいたします。 上程中の議案第二十九号につきましては、この程度で討論を省略して、総務委員会報告どおり原案を可決することに決定いたしまして、御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(国府保幸君) 御異議なしと認めます。 よって、「議案第二十九号伊勢市土地開発公社定款の変更について」は原案どおり可決確定いたしました。 次に、日程第三、「議案第三十号市有財産の取得について」を議題といたします。 本件につきましても、去る三月六日の本会議におきまして総務委員会に審査付託となっておるものであります。 この際、審査結果の報告を願うことにいたします。……二十番岡野君 ◆二十番(岡野侃司君) 御報告申し上げます。 ただいま上程されました「議案第三十号市有財産の取得について」、去る十五日開会の委員会におきまして慎重なる審査の結果、全会一致をもって、原案どおり可決すべしと決定いたしましたので、御報告申し上げます。 何とぞ本会議におかれましても、よろしく御決定くださるようお願い申し上げます。 ○議長(国府保幸君) ただいまの報告に対しまして御発言はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(国府保幸君) 御発言もないようでありますので、お諮りいたします。 上程中の議案第三十号につきましては、この程度で討論を省略して、総務委員会報告どおり原案を可決することに決定いたしまして、御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(国府保幸君) 御異議なしと認めます。 よって、「議案第三十号市有財産の取得について」は原案どおり可決確定いたしました。 次に、日程第四、「議案第三十一号市有財産の取得について」を議題といたします。 本件につきましても、去る三月六日の本会議におきまして総務委員会に審査付託となっておるものであります。 この際、審査結果の報告を願うことにいたします。……二十番岡野君 ◆二十番(岡野侃司君) ただいま上程されました「議案第三十一号市有財産の取得について」、去る十五日開会の委員会におきまして慎重なる審査の結果、原案どおり可決すべしとの意見の一致を見ましたので、御報告申し上げます。 何とぞ本会議におかれましても、よろしく御決定くださるようお願い申し上げます。 ○議長(国府保幸君) ただいまの報告に対しまして御発言はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(国府保幸君) 御発言もないようでありますので、お諮りいたします。 上程中の議案第三十一号につきましては、この程度で討論を省略して、総務委員会報告どおり原案を可決することに決定いたしまして、御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(国府保幸君) 御異議なしと認めます。 よって、「議案第三十一号市有財産の取得について」は原案どおり可決確定いたしました。 次に、日程第五、「議案第三十二号市道の路線の廃止について」外一件一括を議題といたします。 本件につきましても、去る三月六日の本会議におきまして建設委員会に審査付託となっておるものであります。 この際、審査結果の報告を願うことにいたします。……十六番馬瀬君 ◆十六番(馬瀬昌之君) 御報告申し上げます。 ただいま上程されました「議案第三十二号市道の路線の廃止について」及び「議案第三十三号市道の路線の認定について」は、去る三月十四日委員会を開会し、慎重なる審査の結果、全会一致をもって、いずれも原案どおり可決すべしと決定いたしましたので、御報告申し上げます。 本会議におかれましても、何とぞよろしく御決定くださるようお願い申し上げます。 ○議長(国府保幸君) ただいまの報告に対しまして御発言はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(国府保幸君) 御発言もないようでありますので、お諮りいたします。 上程中の議案第三十二号外一件一括につきましては、この程度で討論を省略して、建設委員会報告どおり原案を可決することに決定いたしまして、御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(国府保幸君) 御異議なしと認めます。 よって、「議案第三十二号市道の路線の廃止について」、「議案第三十三号市道の路線の認定について」、以上二件は、いずれも原案どおり可決確定いたしました。 お諮りいたします。 審議の都合により、日程第六、議案第三十四号から日程第八、議案第三十六号に至る三件を一括議題といたしたいと思いますが、さよう取り計らいまして、御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(国府保幸君) 御異議なしと認めます。さよう決定いたしました。 それでは、「議案第三十四号平成六年度伊勢市一般会計補正予算(第六号)」、「議案第三十五号平成七年度伊勢市一般会計補正予算(第一号)」、「議案第三十六号伊勢市市税条例の一部改正について」、以上三件を一括議題といたします。 議案の朗読を省略いたします。 当局の説明を求めます。……市長 ◎市長(水谷光男君) 議案の説明に先立ちまして、去る三月三日急逝されました西村議員に、謹んで哀悼の意を表したいと存じます。 ただいま、議会を代表して故西村議員に対し哀悼の辞を表されたところでございますが、西村議員におかれましては、六期二十四年の長きにわたって市政の発展に尽くされ、その御功績はまことに大きなものがございました。議員在職中は、市民の要請と信頼にこたえられ、数々の要職を歴任され、そのお気軽なお人柄と熱意あふれる情熱と御見識をもって市政に尽瘁せられたお姿に、私は深く敬服申し上げてまいったところでございます。西村議員が長い間なじまれたこの議場で相まみえることのできないことに非常な寂しさを覚え、痛恨の思いがいたしてなりません。 ここに生前の御功績に深く感謝申し上げ、謹んで御冥福と御遺族の御多幸を心からお祈り申し上げる次第でございます。 それでは、ただいま一括上程されました「議案第三十四号平成六年度伊勢市一般会計補正予算(第六号)」外二件につきまして御説明を申し上げます。 まず、「議案第三十四号平成六年度伊勢市一般会計補正予算(第六号)」及び「議案第三十五号平成七年度伊勢市一般会計補正予算(第一号)」につきましては、三重県知事選挙に係るものでございまして、去る三月十日、田川知事の辞職の届け出がなされ、来る四月九日、三重県議会議員選挙と同時に三重県知事選挙が執行されることになりましたため、予算の補正をお願いするものでございます。 補正の内容でございますが、平成六年度の補正予算では、知事選挙の準備費用といたしまして四百五十五万二千円の追加補正をお願いし、平成七年度の補正予算では、選挙執行費用としまして一千二十四万七千円の追加補正をお願いいたしております。 なお、財源といたしましては、いずれも県支出金を充当することといたしております。 次に、議案第三十六号伊勢市市税条例の一部改正につきましては、地方税法の一部改正に伴い、阪神・淡路大震災の被災者の負担の軽減を図ることから、個人市民税の所得割について特別措置を講ずるため、条例を改正しようとするものでございます。 なお、詳細につきましては、助役から御説明申し上げることといたしておりますので、御了承の上、何とぞよろしく御審議のほどをお願い申し上げます。 ○議長(国府保幸君) ……助役 ◎助役(河俣平男君) ただいま一括上程されました「議案第三十四号平成六年度伊勢市一般会計補正予算(第六号)」外二件につきまして、補足の御説明を申し上げます。 まず、「議案第三十四号平成六年度伊勢市一般会計補正予算(第六号)」及び「議案第三十五号平成七年度伊勢市一般会計補正予算(第一号)」でございますが、相関連いたしますので、あわせて説明させていただきます。 この補正予算につきましては、先ほど市長が申し上げましたように、四月九日に執行されます三重県知事選挙に要する経費を計上いたしたものでございます。 なお、選挙執行が年度の変わる時期に当たりますため、会計年度を考慮し、平成六年度補正予算には、主にポスター掲示場設置等選挙の準備費用として、款二総務費、項五選挙費、目三知事選挙費に四百五十五万二千円を、平成七年度補正予算には投開票に要する経費等、選挙の執行費用として、款二総務費、項五選挙費、目四知事選挙費に一千二十四万七千円をそれぞれ追加計上いたしております。 また、その財源といたしましては、いずれの年度も県支出金を充当いたしております。 以上、簡単でございますが、議案第三十四号、三十五号の補正予算の説明を終わらせていただきます。 続きまして、議案第三十六号伊勢市市税条例の一部改正につきまして御説明申し上げます。 これは、地方税法の一部を改正する法律及び地方税法施行令の一部を改正する政令が去る二月二十日に公布されましたので、条例を改正する必要が生じたものでございます。 これは、阪神・淡路大震災の被災者の負担の軽減を図るためのものでございまして、今回の大震災で受けました資産の損失につきましては、地震発生が平成七年一月ということから、通常は平成八年度の個人市民税の雑損控除の対象となるわけでございますが、所得割の納税義務者の選択により、平成六年において生じた損失として、平成七年度以降の年度分の個人市民税の雑損控除の特例を適用することができるとするものでございます。 また、確定申告の時期につきましては、三月十五日までとなっておりますが、附則第十九項の四におきまして、市民税の納税通知書を送達するまでに申告がなされた場合は、この特例を適用することといたしております。 なお、この条例は、公布の日から施行し、平成七年二月二十日から適用しようとするものでございます。 以上、一括上程されました補正予算及び条例につきまして補足の御説明を申し上げましたが、何とぞよろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(国府保幸君) 質疑に入ります。 御発言はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(国府保幸君) 御発言もないようでありますので、お諮りいたします。 上程中の議案第三十四号外二件一括につきましては、この程度で質疑を終わり、さらに詳細に審査を願うため、総務委員会に審査を付託し、審査を願い、本議会会期中に審査結果の報告を願うことに決定いたしまして、御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(国府保幸君) 御異議なしと認めます。さよう決定いたしました。 昼食のため、午後一時まで休憩いたします。     (休憩午前十一時五十八分)     (再開午後一時十五分) ○議長(国府保幸君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 お諮りいたします。 休憩前の本会議におきまして審査付託となっておりました議案第三十四号外二件一括につきましては、審査を終了した旨報告がありましたので、これを本日の日程に追加し、日程順序を変更して、直ちに議題といたしたいと思いますが、御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(国府保幸君) 御異議なしと認めます。さよう決定いたしました。 それでは、日程第九、「議案第三十四号平成六年度伊勢市一般会計補正予算(第六号)」外二件一括を議題といたします。 本件につきましては、休憩前の本会議におきまして総務委員会に審査付託となっておるものであります。 この際、総務委員会から審査結果の報告を願うことにいたします。……二十番岡野君 ◆二十番(岡野侃司君) 御報告申し上げます。 上程中の「議案第三十四号平成六年度伊勢市一般会計補正予算(第六号)」及び「議案第三十五号平成七年度伊勢市一般会計補正予算(第一号)」並びに「議案第三十六号伊勢市市税条例の一部改正について」、以上三議案につきまして、本日、本会議休憩中委員会を開会し、審査の結果、いずれも全会一致をもって原案どおり可決すべしと決定いたしましたので、御報告申し上げます。 本会議におかれましても、よろしく御決定くださるようお願い申し上げます。 ○議長(国府保幸君) ただいまの報告に対しまして御発言はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(国府保幸君) 御発言もないようでありますので、お諮りいたします。 上程中の議案第三十四号外二件一括につきましては、この程度で討論を省略して、総務委員会報告どおり原案を可決することに賛成の方は御起立をお願いいたします。     (起立) ○議長(国府保幸君) 起立全員と認めます。 よって、「議案第三十四号平成六年度伊勢市一般会計補正予算(第六号)」、「議案第三十五号平成七年度伊勢市一般会計補正予算(第一号)」、「議案第三十六号伊勢市市税条例の一部改正について」、以上三件は、いずれも原案どおり可決確定いたしました。 次に、日程第十、「報告第一号伊勢市土地開発公社の事業の計画について」を議題といたします。 議案の朗読を省略いたします。 当局の説明を求めます。……市長 ◎市長(水谷光男君) ただいま上程されました報告第一号伊勢市土地開発公社の事業の計画につきまして御説明申し上げます。 これは、地方自治法第二百四十三条の三第二項の規定により、伊勢市土地開発公社の平成七年度の事業の計画に関する書類を作成いたしましたので、議会に御提出するものでございます。 なお、詳細につきましては、助役から御説明申し上げることといたしておりますので、御了承の上、何とぞよろしく御審議のほどをお願い申し上げます。 ○議長(国府保幸君) ……助役 ◎助役(河俣平男君) ただいま上程されました報告第一号伊勢市土地開発公社の事業の計画につきまして、補足の御説明を申し上げます。 まず、一ページから御説明を申し上げます。一ページをお願いします。まず、一の公有地取得事業でございますが、総額で二十一億一千八百九十六万五千円を計上いたしております。 まず、道路改良工事の事業用地取得につきましては、朝熊町地内朝熊七号線より世木社文庫線まで、記載のように八路線で、取得面積は約一万七百十七平方メートルで、その事業費は総額二億二千百七十三万二千円となるものでございます。 次に、朝川支川改良事業用地は、河川改修のための用地を取得しようとするものでございまして、その取得面積は約一千百三十五平方メートルで、事業費は五千六百八十万円を予定いたしております。 次に、四郷小学校前排水路用地及び村松町地内南狭間排水路用地は、排水路の改良事業用地を取得しようとするものでございまして、その合計面積は約一千百五十三平方メートルで、事業費は二千百七十万円を計上いたしております。 次に、厚生小学校プール用地につきましては、プール用地といたしまして約一千百平方メートルで事業費は三億三千三百三十万円を予定いたしております。 次に、市単土地改良事業用地は、朝熊町地内の農道を整備しようとするための事業用地を取得しようとするものでございまして、約二百四十六平方メートルで、百二十三万八千円を予定いたしております。 次の岩渕二丁目地内の岩渕幹線都市下水路用地につきましては、平成六年度に引き続きまして、桜橋第二ポンプ場建設用地といたしまして約百五十二平方メートルを取得しようとするもので、その事業費といたしましては二千四百九十三万九千円を予定いたしております。 次に、伊勢市廃棄物最終処分場建設事業用地でございますが、横輪町地内に継続して一般廃棄物の最終処分場用地を取得しようとするものでございまして、その面積は約六十九万三千四百十八平方メートル、事業費といたしましては十億五千三百二十五万六千円を予定いたしております。 次に、公共事業用地等の四億六百万円につきましては、各種公共事業に備えまして計上をさせていただいたものでございます。 次に、一ページから二ページにかけましての処分でございますが、総額三億一千百九十二万七千円を計上いたしております。 まず、馬瀬大湊二号線用地につきましては、二十三・九七平方メートルで、処分額は百五十四万三千円、また宮本四号線用地は三千五百五十七・八七平方メートルでございまして、処分額は六千五百九十五万円を予定いたしております。 次の秋葉山高向線外一線用地は四百十三・五平方メートルで、処分額は八千四百六十七万四千円でございます。 次の日赤神田線用地は、六百三十一・八七平方メートルで、処分額は七千五百三万円を計上いたしております。 次の岩渕幹線都市下水路は百六十一・六平方メートル、処分額は二千八百七十万円でございます。 以上五件の処分は、公社から市に処分をするものでございます。 次の進修小学校横用地につきましては、公社所有地でございまして、現在市の行っております各事業用地の代替用地に処分をする考えで、五千六百三万円を計上させていただいております。 続きまして、補償でございますが、東豊浜町地内役場高羽江線用地及び伊勢市廃棄物最終処分場建設事業用地ほか五件の各事業に対します建物、立木等の補償でございまして、総額九億六千七百三十二万六千円を計上したものでございます。 続きまして、三ページをお願いいたします。測量等業務委託でございますが、朝熊町地内朝熊七号線用地ほか十件の各事業におきます測量、鑑定、分筆等の委託費を計上したもので、その総額は一千三百四万七千円を予定いたしております。 続きまして、予算実施計画について御説明を申し上げたいと存じますので、七ページをお開きください。収益的収入及び支出について御説明を申し上げます。 まず、収入の事業収益といたしまして、購入用地の売却収益三億一千百九十二万七千円、事業外収益では、受取利息、雑収益合わせまして、三千二百一万八千円を計上いたしており、収入合計は三億四千三百九十四万五千円となるものでございます。 次に、支出でございますが、事業原価は売却用地の原価でございまして、二億五千四百八十二万七千円を計上いたしております。 次に、販売費及び一般管理費といたしまして、事業管理費十八万円、一般管理費では人件費七千八百四十五万八千円、経費九百万円及び予備費五十万円を合わせまして、支出合計は三億四千二百九十六万五千円と相なるものでございます。それぞれの内容につきましては、説明欄に記載のとおりでございますので、御参照賜りたいと存じます。 次に、八ページにまいります。資本的収入及び支出について御説明を申し上げます。 まず、収入でございますが、金融機関からの借入金、計三十二億二千四百万円を予定いたしております。 一方、支出でございますが、土地取得費で二十一億一千八百九十六万五千円、補償費で九億六千七百三十二万六千円、測量試験費で一千三百四万七千円をそれぞれ計上いたしております。次に、借入金償還金は三億一千百万円を予定いたしております。 続きまして、九ページをお願いいたします。事業外支出といたしまして、借入金の支払利子七千三十七万四千円、これに予備費百万円を合わせまして、支出合計三十四億八千百七十一万二千円を計上いたしております。 なお、それぞれの内容につきましては、説明欄のとおりでございますので、省略をさせていただきますが、御高覧の上、御参照賜りたいと存じます。 次に、四ページにお戻りいただきたいと存じます。第二条につきましては、ただいま実施計画に基づいて御説明申し上げました内容について取りまとめ記載をいたしております。 次に、五ページにまいりまして、第三条資本的収支におきましては、二億五千七百七十一万二千円の資金不足が生じますが、これは、損益勘定留保資金で補てんしようとするものでございます。 次に、六ページにまいります。第四条におきまして、本年度の借入金の限度額を四十五億円といたしております。 なお、この借入金限度額に対します市の損失補償額は、平成六年度と同額の四十億円でございまして、これは、四十五億円の限度内に土地開発基金が含まれていますため、市の損失補償額は四十億円をお願いするものでございます。 一〇ページ以降に、債務に関する計算書、資金計画等を附属書類として添付いたしておりますので、御参照賜りますようお願い申し上げます。 以上の結果、収益的収支におきまして九十八万円の利益が生じる見込みでございまして、平成七年度末におきます準備金は三億六千六万八千円となる見込みでございます。 以上、きわめて雑駁でございますが、伊勢市土地開発公社の事業計画の説明を終わらせていただきます。 何とぞよろしく御審議の上、御承認賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(国府保幸君) 御発言はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(国府保幸君) 御発言もないようでありますので、お諮りいたします。 上程中の報告第一号につきましては、この程度で質疑を終わり、関係常任委員会に審査付託することなく、討論を省略して、直ちに承認することに決定いたしまして、御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(国府保幸君) 御異議なしと認めます。 よって、「報告第一号伊勢市土地開発公社の事業の計画について」は、承認することに決定いたしました。 次に、日程第十一、「発議第一号専決処分事項の指定について」を議題といたします。 議案の朗読を省略いたします。 提案者の説明を求めます。……二十四番中山君 ◆二十四番(中山一幸君) ただいま上程されました発議第一号につきまして、提案理由の説明を申し上げます。 本件につきましては、地方自治法第百八十条第一項の規定によりまして、市長において専決処分をすることができる事項を指定しようとするものであります。 以上、簡単でありますが、提案理由の説明といたします。 何とぞよろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(国府保幸君) 質疑に入ります。 御発言はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(国府保幸君) 御発言もないようでありますので、お諮りいたします。 上程中の発議第一号につきましては、この程度で質疑を終わり、関係常任委員会に審査を付託することなく、討論を省略して、直ちに原案どおり可決することに決定いたしまして、御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(国府保幸君) 御異議なしと認めます。 よって、「発議第一号専決処分事項の指定について」は、原案どおり可決確定いたしました。 次に、日程第十二、「発議第二号伊勢市議会委員会条例の一部改正について」を議題といたします。 議案の朗読を省略いたします。 提案者の説明を求めます。……二十四番中山君 ◆二十四番(中山一幸君) ただいま上程されました発議第二号につきまして提案理由の説明を申し上げます。 本件につきましては、伊勢市部課設置条例の一部改正及び伊勢市議会議員の定数の減少に伴い、市議会常任委員会の所管事項及び委員定数について改めるため、条例を改正しようとするものであります。 以上、簡単ではありますが、提案理由の説明といたします。 何とぞよろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(国府保幸君) 質疑に入ります。 御発言はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(国府保幸君) 御発言もないようでありますので、お諮りいたします。 上程中の発議第二号につきましては、この程度で質疑を終わり、関係常任委員会に審査を付託することなく、討論を省略して、直ちに原案どおり可決することに決定いたしまして、御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(国府保幸君) 御異議なしと認めます。 よって、「発議第二号伊勢市議会委員会条例の一部改正について」は、原案どおり可決確定いたしました。 次に、日程第十三、「平成五年請願第九号学習指導要領抜本的見直しを直ちに求める請願」を議題といたします。 本件につきましては、平成五年九月九日の本会議において教育民生委員会に審査付託となっておるものであります。 この際、審査結果の報告を願うことにいたします。……十九番中西孝一君 ◆十九番(中西孝一君) 御報告申し上げます。 ただいま上程されました「平成五年請願第九号学習指導要領抜本的見直しを直ちに求める請願」について、去る二月十日委員会を開会し、審査の結果、現下の教育現場における諸状況をつぶさに掌握することにより、さまざまな角度からさらに慎重なる審査が必要と認め、継続審査にすべしとの意見の一致を見ましたので、御報告を申し上げます。 何とぞ本会議におかれましても、よろしく御決定くださるようお願いを申し上げます。 ○議長(国府保幸君) ただいまの報告に対しまして、御発言はありませんか。……七番松浦君 ◆七番(松浦美佐子君) 意見の一致と言われまして、私は、この委員会に参加をさせていただいていまして、この継続で賛否をとっていただきたいと、このように思いますので、お願いいたします。 ○議長(国府保幸君) 暫時、休憩いたします。     (休憩午後一時三十六分)     (再開午後一時三十六分) ○議長(国府保幸君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 他に御発言はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(国府保幸君) 上程中の請願第九号につきましては、教育民生委員会の報告を了承することに賛成の方の御起立をお願いいたします。     (起立) ○議長(国府保幸君) 起立多数でございます。 よって、「請願第九号学習指導要領抜本的見直しを直ちに求める請願」は、教育民生委員会の報告を了承することに決定いたしました。 次に、日程第十四、「平成五年請願第十五号流域下水道事業の早期着工に関する請願」を議題といたします。 本件につきましては、平成五年十二月九日の本会議において建設委員会に審査付託となっておるものであります。 この際、審査結果の報告を願うことにいたします。……十六番馬瀬君 ◆十六番(馬瀬昌之君) 御報告申し上げます。 ただいま上程されました「平成五年請願第十五号流域下水道事業の早期着工に関する請願」につきまして、去る二月二十八日委員会を開会し、慎重なる審査の結果、請願人の願意を了として、これを採択すべしとの意見の一致を見ましたので、御報告申し上げます。 なお、本請願は、平成五年十二月以来、諸般の状況にかんがみ、当委員会で慎重に審査をしてまいりましたが、取り巻く状況の変化の兆しも見られ、流域下水道事業についても、ある程度広報していくことが必要になったのではないかとの認識の一致を見、この際、これを採択すべしとの決定を見たものでありますので、申し添えます。 本会議におかれましても、何とぞよろしく御決定くださるようお願い申し上げます。 ○議長(国府保幸君) ただいまの報告に対しまして、御発言はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(国府保幸君) 御発言もないようでありますので、お諮りいたします。 上程中の請願第十五号につきましては、建設委員会報告どおり、採択することに決定いたしまして、御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(国府保幸君) 御異議なしと認めます。 よって、「平成五年請願第十五号流域下水道事業の早期着工に関する請願」は、採択することに決定いたしました。 次に、日程第十五、「平成六年請願第三号消費税の税率引き上げ反対食料品非課税を求める請願」を議題といたします。 本件につきましては、昨年十二月八日の本会議において総務委員会に審査付託となっておるものであります。 この際、審査結果の報告を願うことにいたします。……二十番岡野君 ◆二十番(岡野侃司君) ただいま上程されました「平成六年請願第三号消費税の税率引き上げ反対食料品非課税を求める請願」につきましては、去る二月十四日委員会を開会し、慎重なる審査の結果、請願の趣旨については理解できるものの、請願文書中に賛同しがたい部分があり、現時点においては継続審査にすべしとの意見の一致を見ましたので、御報告申し上げます。 本会議におかれましても、よろしく御決定くださるようお願い申し上げます。 ○議長(国府保幸君) ただいまの報告に対しまして、御発言はありませんか。……七番松浦君 ◆七番(松浦美佐子君) 委員長の御報告を聞かせていただきましたら、趣旨には賛同するけれども、一部賛同しがたい部分もあるというふうな報告ではなかったかと思うわけです。私は、この消費税の税率引き上げ反対、そして食料品非課税というのは、市民六十五団体の長が請願したものであります。全国的にも国会で法律が可決された後の方が反対の世論が強くなってまいりまして、約七割の方が反対をしているというふうに新聞報道にもございます。趣旨に大方御賛同いただけるのなら、市民の声を体して、この際採択していただきたい、このように思うわけでありまして、今回継続にするということは、議員の任期切れで廃案になる見通しとなります。こういうふうな立場からの発言はなかったかどうか、委員長さんにお聞かせいただきたいのと、そして採決の場におきましては、賛否でもってお願いしたいということを議長さんにお願い申し上げたいと思います。 ○議長(国府保幸君) ……二十番岡野君 ◆二十番(岡野侃司君) ただいま松浦さんから、どういう賛同しがたいという部分があったかということですが、審査の過程におきまして委員の皆さんから、「よくわかるんですが、特にその文書の中身について、松浦さんがよく言われますことですが、外国に比べて三割高と言われる大型公共工事の浪費、大企業優遇の税財政制度、ふえ続ける軍事費など」という部分に賛同しがたい部分があるということなんです。ですから、今回は、現時点において継続審議にすべしとの意見の一致を見ましたので、よろしくお願いしたいと思います。 ○議長(国府保幸君) 他に御発言はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(国府保幸君) 他に御発言もないようでありますので、お諮りいたします。 上程中の請願第三号につきましては、総務委員会の報告を了承することに賛成の方は御起立をお願いいたします。     (起立) ○議長(国府保幸君) 起立多数と認めます。 よって、「請願第三号消費税の税率引き上げ反対食料品非課税を求める請願」は、総務委員会の報告を了承することに決定いたしました。 次に、日程第十六、「平成六年請願第四号乳幼児医療費無料を求める請願」を議題といたします。 本件につきましては、昨年十二月八日の本会議において教育民生委員会に審査付託となっておるものであります。 この際、審査結果の報告を願うことにいたします。……十九番中西君 ◆十九番(中西孝一君) ただいま上程されました「平成六年請願第四号乳幼児医療費無料を求める請願」について、去る二月十日委員会を開会し、慎重なる審査をいたしましたが、「本事業については、県事業であり、県との調整が必要である。その推進については、乳幼児のみならず、老人、身体障害者等を含めた総合的な福祉の問題として、その財源の捻出、優先順位をどうするかなど、さらに詳細に検討する必要がある」との意見があり、採決の結果、賛成多数により継続審査にすべしと決定をいたしましたので、御報告を申し上げます。 何とぞ本会議におかれましても、よろしく御決定くださるようお願いを申し上げます。 ○議長(国府保幸君) ただいまの報告に対しまして、御発言はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(国府保幸君) 御発言もないようでありますので、お諮りいたします。 上程中の請願第四号につきましては、教育民生委員会の報告を了承することに決定いたしまして、御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(国府保幸君) 御異議なしと認めます。 よって、「平成六年請願第四号乳幼児医療費無料を求める請願」は、教育民生委員会の報告を了承することに決定いたしました。 次に、日程第十七、「平成六年請願第五号骨粗鬆症予防のために年齢制限なしの骨密度測定実施を求める請願」を議題といたします。 本件につきましても、昨年十二月八日の本会議において教育民生委員会に審査付託となっておるものであります。 この際、審査結果の報告を願うことにいたします。……十九番中西孝一君 ◆十九番(中西孝一君) ただいま上程されました「平成六年請願第五号骨粗鬆症予防のために年齢制限なしの骨密度測定実施を求める請願」について、去る二月十日委員会を開会し、審査の結果、その内容についてさらに慎重なる審査が必要と認め、継続審査にすべしとの意見の一致を見ましたので、御報告を申し上げます。 何とぞ本会議におかれましても、よろしく御決定くださるようお願いを申し上げます。 ○議長(国府保幸君) ただいまの報告に対し、御発言はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(国府保幸君) 御発言もないようでありますので、お諮りいたします。 上程中の請願第五号につきましては、教育民生委員会の報告を了承することに決定いたしまして、御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(国府保幸君) 御異議なしと認めます。 よって、「平成六年請願第五号骨粗鬆症予防のために年齢制限なしの骨密度測定実施を求める請願」は、教育民生委員会の報告を了承することに決定いたしました。 次に、日程第十八、「平成七年請願第一号核兵器全面禁止廃絶国際条約締結を求める意見書採択に関する請願」を議題といたします。 本件につきましては、去る三月六日の本会議において総務委員会に審査付託となっておるものであります。 この際、審査結果の報告を願うことにいたします。……二十番岡野君 ◆二十番(岡野侃司君) ただいま上程されました「平成七年請願第一号核兵器全面禁止廃絶国際条約締結を求める意見書採択に関する請願」につきまして、去る十五日開会の委員会におきまして慎重なる審査の結果、請願人の願意を了とし、採択すべしとの意見の一致を見ましたので、御報告申し上げます。 本会議におかれましても、よろしく御決定くださるようお願い申し上げます。 ○議長(国府保幸君) ただいま報告に対しまして、御発言はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(国府保幸君) 御発言もないようでありますので、お諮りいたします。 上程中の請願第一号につきましては、総務委員会報告どおり採択することに決定いたしまして、御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(国府保幸君) 御異議なしと認めます。 よって、「平成七年請願第一号核兵器全面禁止廃絶国際条約締結を求める意見書採択に関する請願」は、採択することに決定いたしました。 お諮りいたします。 ただいま平成七年請願第一号が採択されたことにより、意見書を提出する必要が生じましたので、この際、「核兵器全面禁止廃絶国際条約締結に関する意見書の提出について」を本日の日程に追加し、直ちに議題といたしたいと思いますが、さよう取り計らいまして、御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(国府保幸君) 御異議なしと認めます。さよう決定いたしました。 議案を配付いたします。     (議案配付) ○議長(国府保幸君) それでは、日程第十九、「発議第三号核兵器全面禁止廃絶国際条約締結に関する意見書の提出について」を議題といたします。 議案の朗読を省略いたします。 提案者の説明を求めます。……二十四番中山君 ◆二十四番(中山一幸君) ただいま上程されました発議第三号につきまして、提案理由の説明を申し上げます。 本件につきましては、核兵器全面禁止廃絶国際条約締結に関して、地方自治法第九十九条第二項により意見書を提出しようとするものであります。 その内容につきましては、お手元に配付のとおりであります。 以上、簡単でありますが、提案理由の説明といたします。 何とぞよろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(国府保幸君) 質疑に入ります。 御発言はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(国府保幸君) 御発言もないようでありますので、お諮りいたします。 上程中の発議第三号につきましては、この程度で質疑を終わり、関係常任委員会に審査を付託することなく、討論を省略して、直ちに原案を可決することに決定いたしまして、御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(国府保幸君) 御異議なしと認めます。 よって、「発議第三号核兵器全面禁止廃絶国際条約締結に関する意見書の提出について」は、原案どおり可決確定いたしました。 なお、本意見書につきましては、議長において処理いたしますから、御了承をお願いいたします。 以上で本日の議事日程は終了したのでありますが、議長の手元に陳情が一件参っておりますので、印刷、配付させていただきましたので、御了承願います。 この際、市長から発言の申し出がありますので、これを許可いたします。……市長 ◎市長(水谷光男君) 議長のお許しをいただきましたので、一言お礼申し上げます。 このたびの議会におきまして、平成七年度一般会計予算外諸議案を提案し、御審議をお願いいたしましたところ、議会におかれましては、特別委員会を御設置いただき、慎重な御審議を賜り、あるいは常任委員会等におかれましては、御熱心な御審議を賜りまして、全議案を御承認くださいましたこと、まことにありがたく、心から厚くお礼を申し上げます。 御審議の過程や総括的な御意見の中でいただきました御指摘、御示唆の諸点につきましては、十分肝に銘じまして、今後の行政執行に心してまいりたいと存じます。 今後も引き続き伊勢市の活力、市民の幸せのために努力してまいる所存でございますので、この上とも格別の御指導、御鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。 さて、議会の皆様方には、今期四年間、常に真摯かつ真剣に議会活動に御精励され、市政の発展、地方自治の伸張に大きく御貢献いたされましたこと、まことに感謝のほかございません。ここに厚くお礼と敬意を申し上げる次第でございます。 ましてや今期の四年間は、伊勢市にとりまして世紀とも言える画期的な三大イベント、世界タートルマラソン伊勢大会、神宮式年御遷宮、世界祝祭博覧会が行われたときでありました。特に世界祝祭博覧会につきましては、多年にわたって特段の御理解、御協力を賜ったところでございまして、重ねて厚くお礼申し上げます。 さらには、クリーンセンターの建設、新図書館の建設、近畿自動車道関伊勢線の開通、国道二十三号全線完全四車線化の完成、伊勢二見鳥羽ラインの開通、日本特殊陶業の操業、国民文化祭の開催等々、二十一世紀につなぐ数々の重大事業が相次ぐ時期でございました。 それだけに、議員の皆様におかれましては、常にあすの伊勢市発展に思いをいたされながら、この議場で、また各所で御活躍くださいました幾星霜の日々が思い起こされまして、感慨ひとしおの思いに駆られることと存じ上げます。私どもも同じ思いでございます。ここに改めて、今日までの御精励と御協力に対し、心から深甚なる感謝と敬意を表させていただくところでございます。 また一方では、今期中同僚の議員三方を失うという痛恨の運命にも見舞われたのでございました。改めまして、三方の御活躍を追慕し、御功績をしのび、御冥福をお祈り申し上げるところでございます。 さて、議会の皆様のうち多くの方は、来るべき選挙に臨まれるものと存じますが、何とぞ御健勝にて、十分にお体御留意の上、御健闘いたされまして、全員こぞって晴れの栄冠をかち得られ、再びこの議場にお姿をお見せくださいますよう心からお祈り申し上げます。 また、今期をもちまして御勇退されます方もあるやにお伺いいたしておりますが、御勇退されます方におかれましては、今日までの長きにわたり、常に市政に御尽瘁いただきましたこと、まことにありがとうございました。御事情とは申せ、まことに寂寞の思いがいたすのでございます。どうか今後とも引き続き御交誼、御指導のほどをお願い申し上げます。 御承知のように、今伊勢市は、先行き不透明な日本の政治経済情勢の中で、あすへの飛躍のため、解決を急がねばならない重要課題が山積しておりますとき、議員の皆様におかれましては、この上とも市政に対しまして変わりないお力添えと御指導を賜りますよう切にお願いを申し上げます。 終わりに、重ねて、議会の皆様方の今日までの御協力、御指導に対しまして、衷心より厚くお礼を申し上げますとともに、さらに一層の御健勝と御発展をお祈り申し上げまして、お礼のごあいさつとさせていただきます。 まことにありがとうございました。 ○議長(国府保幸君) この際、議長といたしまして、平成七年度三月定例会を閉会するに当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。 今議会には、平成七年度予算を初め重要諸議案が提案され、御熱心を論議をいただき、ここに全議案を議了することができました。これもひとえに、議員各位の議会運営に対する格別の御支援、御協力のたまものであると同時に、市長を初め関係職員の協力的かつ真摯な御説明によってスムーズに進行した結果であります。心から感謝申し上げる次第でございます。 特に今議会では、地方分権を踏んまえた論議、あるいはさきの阪神大震災の教訓を踏んまえ、本会議あるいは予算特別委員会において市民の安全を守る観点から、当市の防災体制の見直し、充実について種々論議がなされました。先刻予算特別委員長からるる御指摘申し上げた諸点について、十分御検討いただき、これが実行に当たっては、周到なる準備と御注意を払われ、今後の施策の上に反映されますことを強く希望してやまないところでございます。 顧みますと、この四年の間に、長年議席をともにしてまいりました戸上彰君、古川三男君、西村栄治君が病魔に冒され、相次いで不帰の客となられましたことは、まことに残念であり、悲しみのきわみでございます。不屈の信念に生きられたお三方を失ったことは、本市の将来にとり痛恨のきわみであります。我々はここに、改めて生前のお三方の姿をしのびながら、ますます市政の発展に努力することを誓いたいと思います。 さて、過去四年間、本議会において市長初め理事者の皆様方には、大変厳しい御指摘または苦言を申し上げてまいりましたが、これも、十万市民の幸せを願い、伊勢市のよりよい発展を願うゆえの心情の吐露でありますので、どうぞその点をお賢察いただきたいと存じます。今期は、世界タートルマラソン伊勢大会に始まり、御遷宮、世界祝祭博と、大イベントが連続し、見事に成功裏に終了いたしましたこと、御同慶にたえません。また、実行に当たられた当局職員の皆様の昼夜を分かたぬ御努力に対し、深甚なる敬意を表するとともに、心から感謝申し上げます。 近畿自動車道伊勢線の開通、国道二十三号線の四車線化、伊勢二見鳥羽ラインの完成、市内都市計画道路の整備、下水道事業の着手、伊勢度会クリーンセンターの完成、伊勢広域清掃工場の整備、また日本特殊陶業の進出、さらに待望の学びの郷整備事業が具体化するなど、都市基盤を初め生活基盤、教育文化環境等の整備も着実に進展し、必ずや伊勢市は一大飛躍が期待できるのではないかと考えております。 しかしながら、朝熊山麓開発事業、宇治山田駅前地区市街地再開発事業、あるいは憂慮される伊勢市駅周辺の問題等、伊勢市の将来を左右する懸案事項が残されております。市長を初め関係職員のより一層の御奮闘を切望する次第でございます。 また、議員各位におかれましては、間近に厳しい選挙が控えております。大方の議員諸公は再出馬なさるわけでありますが、どうか善戦の上、全議員が当選を果たされますよう心から祈念を申し上げる次第でございます。 また、長年市政の振興に多大の御尽力を賜りました二、三名の方が後進に道を譲られ、御勇退なさると伺っておりますが、再びこの議場においてお目にかかれないことは、まことに名残惜しいことでございます。どうか今後とも健康に十分御留意、御自愛いただき、市政に対するよき助言者として御活躍くださるようお願い申し上げる次第でございます。 終わりに、伊勢市並びに伊勢志摩地域のますますの御発展と皆さんの御健勝をお祈りいたしまして、まことに簡単でありますが、最後の議会閉会に当たりましてのごあいさつといたします。 ありがとうございました。 お諮りいたします。 以上をもって、本議会定例会提出の全議案を終了いたしましたので、これをもって本日の会議を閉じ、市議会定例会を閉会いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(国府保幸君) 御異議なしと認めます。さよう決定いたしました。 それでは、これをもって本日の会議を閉じ、市議会定例会を閉会いたします。 右会議の顛末を録し、ここに署名する。  平成七年三月二十日    伊勢市議会議長  国府保幸    伊勢市議会議員  二見 澄    伊勢市議会議員  馬瀬昌之...